2008年11月02日

【天皇賞・秋】ウオッカ、2センチ差で優勝

写真判定が決着したのはレース終了後10分以上経過してからだった。
検量室内のホワイトボードの1着にウオッカの馬番「14」の数字が書き
込まれ、わずか2センチほどの鼻差で勝敗が決まった。「写真判定の間は
しびれたし、生きた心地がしませんでした」と武豊騎手はほっとした表情
を浮かべた。

 直線の攻防はまさしく競馬史の残る名勝負だった。逃げたダイワスカー
レット
が最後の力を振り絞り、馬場の真ん中でディープスカイが伸びる。
その外からウオッカが持ち味の末脚で襲いかかる。3強の力と力のぶつ
かり合いに12万を超える大観衆は酔いしれた。

ウオッカ画像20081102.jpg
天皇賞・秋ダイワスカーレットとの2cm差の大激戦を制したウォッカ



 ウオッカダイワスカーレットとのライバル対決で2勝3敗とし、ダー
ビー馬としても1年後輩のディープスカイに貫禄勝ちだ。

 「僕自身も今年は大きなレースで結果を出せていないし苦しかった。
ウオッカに助けられた」と武豊がしみじみ語った。

 これでGI62勝目、秋の天皇賞5勝目。数々の栄光と勝利を手にして
きた名手にとっても、この長い写真判定の末の勝利は格別だったに違
いない。


SANSPO.COM 2008.11.2より


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